「仕事を辞めたい」と思った時の処方箋「なぜ辞めたいか?」気持ちを整理しよう。

青空 仕事
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「なぜ辞めたいか?」気持ちの整理をオススメする理由。

本当の自分の気持ちに向き合えるから

「仕事を辞めたい」と思っている時は、必ずと言っていいほど思考が安定していません。

情緒不安定であり、自分でもなぜ辛いと思っているのかわからない状態であり冷静に物事を判断できないことが多いのです。

「辛い」という気持ちが先走ってしまって、思わず会社で泣き出してしまったり、作業ミスでトラブルになったり、勢いで会社を休んでしまったり、負のループを辿ってしまいます。

冷静になれと言われても人間ですから、感情的になっている時に冷静になるのはなかなか難しいです。

なので一度、自分の気持ちの整理をすることが大切だと思っています。

殺伐とした心を沈めて冷静になってみれば、自分の辛さの原因が見えてくるし、トラブルに対処ができるほど、自分の気持ちに余裕が出てきます。

勢いで退職しなくて済む

「仕事を辞めたい」と一度思ってしまうと、勢いで会社を退職してしまう人が大勢います。

せっかく入社した会社なのにという気持ちも忘れて、退職しなくてもいい会社を辞めてしまう人も多く、後悔先に立たずという状態になってしまうケースが多いです。

「辛い」という気持ちが先走ってしまい、自分の今いる会社の価値や重要性、将来の展望などを考えないままに、退職をしてしまうのです。

転職先よりも、前の会社の方がよかったという人も少なくないので、一度心の整理や状況をみて、判断するためにも、一度心を整理した方がいいと思っています。

現実的な解決策だから

加えて、現実的なことを考えて、「仕事を辞める」ということはリスクが大きいです。家庭の事情や金銭的な問題など、様々なリスクが伴います。誰もがすぐに退職ができるかといったらそうではありませんし、よっぽどのことがない限りは、仕事は辞めないほうが無難ですよね。

心を整理するだけなら、金銭的にも社会的体裁的にもデメリットはありません。

そういった現実的なメリットデメリットを考えても、自分の心を整理すると良いと思っています。

前向きになれる

仕事を辞めたい」と思っている人には、ストレスが溜まりすぎて後ろ向きになってしまっている人も多いです。

本心ではその仕事にやりがいや生きがいを感じていても、ストレスがたまれば誰もが落ち込むもの。張り切りすぎや頑張りすぎで、ストレスを溜めていると、心の整理が追いつかず、いつしか「仕事を辞めたい」と思うことが多いのです。

心を整理することで、心が安定し、もう一度仕事に集中してみようかな、と前向きな気持ちになることができます。



「仕事を辞めたい」と思う原因とは?

人間関係

「仕事を辞めたい」と感じる人の原因は人間関係にあることが多いです。

ストレスの8割から9割は、人間関係によるものと言われています。

上司との信頼関係がうまく築けていなかったり、職場の苦手な人とうまくいかなかったり、パワハラ、セクハラ、コミュニケーションが取れず馴染めないなど理由はたくさん挙げられます。

仕事上で人と関わるだけでも、人はストレスを感じる生き物です。

特に最近は、若い人と中高年のベテラン会社員の価値観のズレから退職に至るケースもありました。

転職、退職、心身の不調にもっとも影響しやすいのが「人間関係」によるストレスなのです。

仕事が合っていない

仕事があっていない場合も「仕事を辞めたい」と思う原因になっています。

自分に合わない仕事はもちろんストレスが溜まります。人には長所と短所があり、得手不得手があります。不得手な仕事をできるようになるには、努力をしなければならないですし、それには忍耐力が必要です。

合わない仕事を選んでしまった場合、基本毎日、忍耐強く生きなければならなくなってしまいます。昔の価値観では「耐えることが美徳!」とされてきましたが、今は違いますよね。

自分にあっている仕事や、好きな仕事をしていれば、幾分楽しいかもしれませんが、誰もが自分の思い通りの仕事に就けるわけではありません。

最近は「発達障害」という脳の特性が世間に広まり始め、障害関係なく、その人の個性を尊重し、適材適所に人材を抜擢する流れが出来上がりましたが、まだまだ認知度は低いままです。

そんな状態でもし「仕事を辞めたい」と感じているのなら、自分のやっている仕事が自分にあっているかどうか、確かめてみると良いでしょう。

悪い健康状態・疲労

日々のストレスによる健康状態の悪化も「仕事を辞めたい」と感じる一因になっています。

仕事は予想以上にストレスが溜まります。

予想以上のストレスを抱えるのが仕事といっても過言ではありません。

デスクワークは眼精疲労や肩こり、同じく人間関係や納期締め切り、ノルマなどに追われることも多く、精神的にプレッシャーをかけられやすいです。

長い残業で睡眠時間が削られていたり、食事もろくに取らず、栄養が足りていないということはありませんか?

肉体的にも精神的にもストレスが蓄積してくると、体の機能が衰え始め、自律神経が狂ってしまい、不眠症や最悪うつ病などの精神疾患を患ってしまうこともあります。

そんな状態になってしまうまでに手を打つべきなのですが、「仕事を辞めたい」と感じる人の中には、こういった健康状態が悪化している人が大勢います。

あなたが「仕事を辞めたい」と思う理由ってなんだろう?

目を閉じてリラックして心に問いかけよう

一度体を横に倒して、ゆっくりと深呼吸をしてみてください。

心が穏やかになってきて、少しゆったりとした感覚になったら、

「どうして自分は、仕事を辞めたいと思うのだろう?」

と心に問いかけてみてください。

そのあと、下記の6つの項目について、自分の感情を偽ることなく、素直に見つめ直してみてください。

出てくる感情をそのままたくさん吐き出すようなイメージで、整理していきましょう。

①「仕事を辞めたい」と感じたのはいつ頃?

②「仕事を辞めたい」と思ったきっかけは?

③なぜ「仕事を辞めたい」と思ったの?

④「仕事を辞める」ことで何が得られる?

⑤「仕事を辞める」こと以外の解決方法は?

⑥「仕事を辞めたい」以外の悩みはある?

6つに答えられたら自分の感情を分析してみよう

仕事を辞めたいと思った時期と、きっかけ、どう感じたのか、そのほかに悩みがあるかどうか、全てに答えられたら、自分が今どのような気持ちでいるのかが見えてくるはずです。

そのあとどうするかはあなた次第です。これでも仕事を辞めたいという気持ちが整理できなければ、以下の対策を取ってみてください。

「仕事を辞めたい」気持ちを回復させる方法3つ

よく眠ること

睡眠をとることで、後ろ向きだった気持ちが、驚くくらい自然と前を向くようになります。

睡眠をとることはいきていく上で非常に大切な行動です。しっかりとした睡眠時間を確保することで、精神的にも身体的にもいい影響を及ぼします。

自分の時間・好きなことをすること

自分の好きなことをすることで、一度現実から逃避して心を穏やかにすることができます。

日頃仕事をしていると心が騒がしくなり、イライラすることも多いでしょうから、自分の時間を取って、自分の心が自由になれる時間を作ると良いです。

散歩や趣味に没頭するのも良いです。仕事以外のことを考えられるような環境と趣味にするとより効果的だと思います。

カウンセラーさんに相談する

上記2つでダメな場合は、カウンセラーさんにお話を聞いてもらうと良いと思います。

社内のカウンセラーさんでもいいですし、いない場合は心療内科やストレスケアクリニックなど、最近は仕事に関わるカウンセリングを行っている場所も数多くあります。

通うのに無理のない程度で、相談に乗っていただくと、自分の心も整理できます。ストレスケアのアドバイスなどもいただける場合もあるので、気軽に相談しにいってみてください。

「仕事を辞めたい」と思うのは悪いことじゃない

居酒屋で飲んでる中高年も大体「仕事辛い」って言ってる

居酒屋で働いていた頃に、お客様のお話を聞いていると必ず出てくるのは「仕事」のお話でした。

特に新卒の方たちの教育の仕方や、扱い方など細かく話をしていた人事部の方が、かーなり悩んでましたね。主に世代間の価値観について。世代の価値観の違いは埋まらないから、解決のしようがない難題に向かって頭をフル回転させてます。

挙げ句の果てに「いやーわからない!俺には無理だぁ〜!」って言って酒を煽ります。

中高年の人はもうベテラン社会人なので何も言わないけど、「心では結構辛い、大変」と感じています。

みんな悩んでる。みんな辛いと感じていものなので、全く悪いことではありません。

 

ストレス溜まったら逃げたくなる。人間だから。

AIじゃないです、私たちは。

感情と心を持った人間なので、辛いことからは逃げるようにできてるんです。

これは逃げや甘えではなく戦略的撤退と言います。屁理屈だ!とか言われてしまいそうですが、自分の命を引き換えにしてまで滅私奉公しなくても、幸せは掴み取れるようにできてます。だから大丈夫です。

反対に、人間は楽をする生き物です。使い勝手のいい滅私奉公型の人間は、無意識にこき使われるようにできています。特に社会では。そんな世界で真面目に生きるのは、なかなか精神力がタフじゃないと勤まりません。

なので、ストレスが溜まって、辛くて苦しくて仕事辞めたいって思っても全然構わないです。

たくさん思って、たくさん泣いて、最終手段で逃げてください。



ストレスを溜めたら「心が壊れる」だけ

無理をすると心が壊れる

私も仕事を辞めたいと思うことがたくさんありました。

できないこと、未熟なこと、色々な不安と焦りが絡み合って、とても苦しい時期がありました。簡単なこともできないし、する気も起きないし。だらけてしまいそうな体を起こして、とりあえず会社に淡々と向かう、なんて日々を過ごしていました。

ある日同僚に「働きすぎじゃない?顔疲れているよ?」と言われたことがあり、気がつけば10時間労働越えで、非常に体と精神力を酷使していました。

それであっけなく撃沈。不眠症と精神疾患で、翌日から起き上がることすらできなくなりました。

私みたいに、アホみたいに体を酷使する必要もないです。尊敬もしなくていいです。倒れるくらいやってる人がいるんだから私なんて・・・みたいなのもいらないです。断言します。

一番思って欲しくないのは「私はまだ頑張れるんじゃないか」と思うことです。

壊れる前に「自分を大切にする」こと

自分の人生は自分だけのものです。

仕事でみんな働いているから私も頑張らないといけないなんてことは一切ありません。

性格、個性、環境、みんな違うのだから、感じ方もストレスの受けかたも違います。

「仕事を辞めたい」と思ったら、自分の気持ちを大切にしてください。

上司がうざければ上司の悪口言ってもいいし(社外の人とですけど)、泣きたくなったら泣いてください。趣味を楽しみたくなったらたくさん楽しめばいいし、そこに社会的体裁は必要ありません。

綺麗事になってしまいますが、自分の気持ちを見つめ直して、自分のことを大切にしたほうがいいです。

心を整理して自分を見つめ直そう

いかがでしたでしょうか?

日本社会自体がなかなか安定せず、色々な人が将来の展望が見えないまま日々を送っている状態だと思います。特に会社では、理不尽なことで責められたり、自分の感情を押し殺すことが常識として上がるくらい、シビアな環境です。

そんな中でもしなやかに生きていくために、自分の気持ちを見つめ直す時間を取ってみてください。

皆さんのお力になれたら幸いです。

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